毎日暑いですね。

皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?

夏休みもようやく折り返し地点。

あと一息でございます。

 

さて、当教室では、毎年アコヤ楽器店さん主催のピアノ合同発表会に参加させていただいています。

今年も先月行われ、それぞれの生徒が日頃の練習の成果を発揮して参りました。

 

その中でも、今回の発表会で教室を卒業した高校3年生の〇ちゃんの演奏は、大変素晴らしいものでした。

曲目は、ショパン作曲の『幻想即興曲』。

曲を決める時、他にも候補の曲があったのですが、

「お母さんが好きだから」

と、この曲に決定。

最後にお母さんの好きな曲を選ぶなんて、なんてステキ!

本番が楽しみ~♪

と、思っていたら、あっという間にその日が…。

思い返せば、〇ちゃんが教室にやってきたのは小学2年生の春。

その年の7月、私は長男を出産しました。

その長男も今年で10歳。

そして、〇ちゃんも通い始めて早や10年。

この10年の間、〇ちゃんは本当によく頑張りました。

小学生の間は、練習1日1時間。

中学生になってからは、部活と勉強とピアノの三両立。

もちろん、それは高校生になっても同じです。

そして、この間コンクールに何度も挑戦し、高評価を得てきました。

そんなこれまでを思い出しながら、

そして、目の前で堂々と演奏している姿を見て

「立派に成長したなぁ」

と、感慨深い気持ちで演奏を聴いておりました。

 

演奏後、〇ちゃんはとても晴れ晴れとした顔をしていました。

きっと、満足いく演奏ができたことと、高3までやりきったという達成感でいっぱいだったのでしょう。

お母様も、〇ちゃんが最後に自分の好きな曲を弾いてくれたことを、大変喜んでおられました。

 

私を信頼して大切なお子さんを預けて下さったご両親様。

そして、高3まで教室に通ってくれた〇ちゃん。

10年間、本当にありがとうございました。