講師プロフィール
仲野詩織Shiori Nakano
- 経歴
- 同志社女子大学学芸学部音楽学科ピアノ専攻卒業
第20回日本クラシック音楽コンクール
全国大会入選
ソロリサイタルなど、演奏活動も精力的に行っている
ごあいさつ
せっかくピアノを習うのであれば、楽しんで長く続けて欲しいと願う保護者の方は多いと思います。
もちろん、私自身もそう願っています。
ところで、楽しいとはどういうことなのでしょう。どうしたらピアノを楽しめるようになるのでしょうか?
そうなるためにはまず、無理なく指が動くようになるための手づくり指づくり、姿勢、読譜などの基礎の習得が必要だと考えます。
ただそれは、特に小さいお子さんにとっては大変根気のいることで、決して容易なものではありません。しかし、この土台がしっかり身についていれば年齢が高くなり練習時間が少なくなっても対応していけますし、大きくなると、弾いてみたいと思う曲もそれなりに難易度の高いものになってきます。その弾いてみたいと思った曲に挑戦でき、尚且、豊かな表現力でもって演奏できたら喜びもひとしおですね。
大変だからといって、そこを見て見ぬふりをして、姿勢がどうであれ指や手の形がどうであれ、とりあえず弾けたという状態でどんどん次に進んでいったとします。指がどうとかアレコレ言われないで楽にどんどん進むわけですから、きっと楽しいでしょうし、お子さんもできていると思うでしょう。そして曲はどんどん難しくなっていく。ところが、基礎がきちんと身に付いていないために、だんだん読譜に時間がかかるようになり、指も思うように動かない・・・。
こうなってくると、初めは楽しかったピアノも難しくて大変なものに変わっていってしまいます。
基礎を習得することは、小さいお子さんにとっては苦しくて辛いことですが、頑張って練習させてください!と言いたいのではありません。楽(らく)して楽(らく)知らず(苦労を知らなければ本当の楽しさはわからない)ということわざがあるように、楽(らく)なのと楽しいのとでは違うということです。私は目先の楽(らく)ではなく、将来ピアノを楽しみながら続けられることを見据えて日々レッスンしています。
実績
〈ピティナピアノコンペティション〉
地区予選通過者多数(2008年〜2017年)
地区本選奨励賞(2008年〜2010年)
〈ヤマハ ヤングピアニストコンサート〉
店別大会において、奨励賞,優秀賞,最優秀賞受賞者多数(2009年〜2015年)
ファイナル推薦演奏会出場(2011年,2014年)
〈ヤマハ ジュニアピアノコンクール〉
店別大会において、奨励賞,優秀賞,最優秀賞受賞者多数(2016年〜2018年)
東中国地区大会奨励賞(2018年)
エリアファイナル大阪大会出場(2016年)
〈全日本ジュニアクラシックコンクール〉
本選銅賞(2018年)
全国大会審査員賞(2018年)